障がい
文書が回ってきた。
これからは「障害」ではなく「障がい」を使用するように、と書かれている。
これを見て、よけいなお世話だと思った。
これこそまさに言葉狩りではないの。
そんなことをわざわざ上から言われなくても、自らのポリシーで何年も前から「障がい」と使っている人はいる。
私が数年前、ある公務員に「『障害』でなく『障がい』使っているところもあるけど、おたくは?」と聞いたとき、「うちは、『障がい』を使うなんて考えたこともない」と、言っていたのに、手のひらを返したような変わり身である。そして、それを私の職場にも倣うように言ってきている。
私はいろいろ考えた結果、今のところは「障害」を使っている。
「障がい」と書くと、文字面だけ障害者の理解者のようで気恥ずかしい。かえって障害者を区別しているような気もする。
本当に障害者を理解している人が、思いをこめて「障がい」と書くときは深い意味があるだろう。でも、役人が「障がい」というのは、文字をすり替えただけですませようという薄っぺらさだけが目立つ。障害者を取り巻く状況の根本的な解決にはならない。

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