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ネコちゃんに・・・

昨夜、テレビに目をやると、亀田選手と闘って、タイトルを防衛した内藤選手のジムから中継していた。
内藤選手の目の上には絆創膏、顔は腫れ上がって痛々しさが残っている。
ふーん、これがいじめられ顔なのか、そういえば、典型的な泣き顔だよな、と思いながらも、背後が気になって仕方がない。

中継が始まったとき、白いネコがリングらしき中に鎮座ましていたのだ。それだけではない、飛びミケ模様のネコも少し離れた場所に、すまし顔で座っていた。撮るなら、撮ってみな、という顔で。あれは百戦錬磨のメス猫姉妹のような気がする。野良猫だったのに、いつの間にか飼い猫になっていたマリちゃんを思わせる。

殴り合いが怖いので、私はボクシングはみないが、テレビカメラが入ってもどうじない、2匹のネコにすっかり心を奪われていた。「平常心」について、ネコちゃんたちは身をもって教えていた。

亀田には、犬が似合う。それも、ボクサーとかブルドッグが。

内藤には、ネコが似合う。それも、どうっていうことのないネコが。

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後がない!

私の悪いクセが、また出てしまった。
クセなんていう生やさしいものではない。怠け心だ。この怠け心のせいで、連休の3日間、何も手をつけなかった。

期限のある原稿を2本。
早く取りかからなければ悲惨な目にあうことは、経験上よくわかっているのに、1行も書かなかった。書けなかったというより、書かなかったのだ。ここまでくると、病気である。一種のうつ病なのかもしれない。体は元気なのにやる気がいっこうに起きない。それで、やる気が起きてくるのを待ってみたが、もう時間がない。明日の朝までには完成させなければならないので、きっと、夜更けまでかかるだろう。

こうなることがわかっていながら、今まで放っておいた私は、怠け者を通り越してマゾヒストなのかもしれない。ギリギリまで自分を追いつめることで、快感を味わっているのかもしれない。

原稿の締め切りが近づくと、なぜか本が急に読みたくなる。きのう夕方、近所の図書館に走り、手当たり次第、本を仕入れてきた。本を選択するハードルは低く、普段、書店ではたぶん買わないと思われるような本が中心になる。
『ひとりという幸福』坂口三千代著(メタローグ)、『わが師山本周五郎』早乙女貢著(第三文明社)、『よろしく青空』中野翠著(毎日新聞社)、『出版業界最底辺日記』塩山芳明著(ちくま文庫)、ほか2冊である。

朝から、ソファに寝転がりながら、次々と読み飛ばしていった。
『出版業界最底辺日記』がいちばん面白かった。塩山氏の下品なというか飾らない口調がおかしくて、何回も笑わせてもらった。エロ漫画編集者「嫌われ者の記」とサブタイトルがついている。この塩山さん、実に多くの本を読み、映画をみているのである。群馬から東京の事務所まで新幹線通勤しているそうだから、読書時間はあると思うが、半端な量ではない。

私も、本はよく読む方だと思う。せめて読んだ本の題名くらいは書き残しておこうかな。備忘録として。

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悪循環

自分だけが忙しいのではない。
自分だけが苦しいのではない。
自分だけがしんどいのではない。

きっと、私の周りの人たちは、その何倍も忙しく、苦しく、しんどいのだ。
いい年して、いまごろ、そのことに気がついた。

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